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若かりし滋光和尚
  開運祈願など 
高速浄化開運祈願の資料
『 Jiko和尚の語り 法話2 』

これは瀬戸内海の、浮かんでいる島々です。海の上から出てるのは島ですよね。いろんな形があるわけですよ。この島、あの島、この島。ところがここに潜りますとすると、もうちょっとでかいですよね。もうちょっと大きいですよ。ここ、大きな支えがありますね。そして、もっと下がりますとこれ、海底にくっついていますよね。
ところが、われわれが、瀬戸内海を見た、船で渡ると、島々がいっぱいあるように見えますよね。表面だけ見ると。これね、あの、人間もよく似てるんです。
Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Eさん。これ、あの、考える意識ね、考える意識。感じとる意識。これが大いなる意識。こうあるわけですね。
現代人はここが、こう発達している。そうしますとね。どうしてもね、定員一名の世界。ここだけでも生きてしまうんです。こっちには大いなる意識ね、あるんですけども。どうしてもね、エゴですから。私は私、あの人はあの人。このエゴによって、断絶感が拡大するんです。個人主義といいましょうかね。断絶感。これがね、ストレスのね、一番のね、現況ですよ。断絶感。私と私、あの人とあの人、関係ありません。これがね、どうしても強くなると、そうするとこの世界は何が多いかっていうと、自己否定とか、他者否定が、どうしても、ようけ出てくるんです、この世界は。断絶している。自分を肯定して相手を否定するか、相手を肯定して自分を否定する。どうしても、この断絶、エゴがこういうことさせているんです。
ところが、ここつながっていますよね。つながっている世界、つながっている世界がね、大いなる意識なんですよね。ここはね、否定がないんです。
これはね、つながるから、どっちか肯定、どっちか否定する、という世界…。
ですから、祈りのことばが否定になったらおかしいんですよ。みんなが幸せになります。で?どうやって幸せになりますか?みんなが現実に幸せになりますか?じゃあ、あの、誰と誰が幸せになりますか?それ関係ないです。その理屈は。
なぜですか?というと。この世界、大いなる意識の世界は否定がない。否定形ってのは入ってこないんです。もうプラス思考もへったくれもない。否定がない。ここに居ながらですよ、プラス思考は非常にややこしい。もしくは、自分が苦しくなって。だって、断絶感があって、どうしても、私、私、あの人、あの人、違うんだと、関係ないんですと、思いながら、特にプラス思考とかですね、するとややこしくなります。
どうせなら、ここに居て、否定がない世界に居た方がね、楽だしね、うまくいきますよ。ですから、祈りのことばは、否定がないから、みんなが幸せになります!って言い切りゃいいんですよ。言い切る。これだけです。否定がない世界、大いなる意識で祈るから、つながるんです。自分の心のパワーとしては圧倒的に大きいですよね。どのくらいの力でしょう。すごい力でしょ。他者への影響力もすごい。
そして先月も言いましたけれども、これが子どもさんですよと。この人が褒められたら、あとのこの人はどうしますか?と言ったら、嫌がらせします、と言ったでしょ。先月ね。
なぜですか?というと、この人が褒められることは、この人がけなされることなんです。何もけなしてなくても、それは、エゴの仕業なんです。そういうことするんです、エゴって。そういうややこしいことするんです。そうしますとね、この世界。いくらね、プラス思考であっても、非常に複雑な、こう、屁理屈的なことになって、ここのダイナミックな大いなる意識が、こう、湧き出てこない。それよりもね、簡単にね、つながっている世界。このつながり感、つながり感をしっかり持ってた方が、ことばも変わってきます。否定がない。否定形のことばがあんまり出てこなくなる。そしてこれはね、あの、ほんとにね、ことばが単純に、単純になります。単純だけども、効果がある。
まず否定、否定がない、この世界ね。ですから、最後の段階、みんなが幸せになります!と言い切ることはね、この意識を鼓舞していることにもなりますし、現実に他の人に対しても、宇宙の祝福を送っていることは非常にいいです。もちろん自分にも来ます。
じゃあ、現実生活でどうしますか?
あの、先月言ったように、この人が褒められることは、この人はけなされることに等しくなるでしょ。これエゴの仕業ですよ。これでね、つまずくんです。
ところがですね。やはり、あの、宗教会議の時も見てましたけどね。こう、恵まれる人はね、やっぱり、他の人の良い点を喜んで。だから、こう。なんですか。こう、豊かな動き方してる。動き方が違う、豊かなの。それがよくわかる、見ててもね。
ですから、このエゴの仕業ってことに気が付いて頂いてね。この断絶感、これがね、私たちの、ただその幸せのね、邪魔するんよ。それから、せっかくいい、この、幸せの路線になりかけても、あの、自らのね、この断絶感、エゴによってね、シャットアウトしちゃう。自己否定、またこれが出てくるんです。自己否定してしまったりするんです。あの、否定形ありませんのでね、こっちの方は。だから、否定形が出てきたら、自分はエゴにちょっと、こう、絡め取られてるな、てのに気が付かなんといかんわね。否定形ってのは、ほとんど出てこない。ないの。ないから出てこない。こっちはそんなんばっかり、自己否定か他者否定か。そんなんばっかりですよ。だからね、あの、ストレス解消のテクニック的なことをやったってだめなんよ。あの、一緒やもん。何十年も前から、同じこと言うてるんです。はい、アンケート結果によって、現代人のストレスの対象は、人間関係と出ております。昔から言ってるのね。変わらないもん。

それはね、何が問題なのかを、明らかにしないから。ほったらかしにしてたら、もう考える意識がどんどん、どんどん、膨らむんだから。エゴの仕業にいつまでも、絡め取られてしまう。そうすると、どうしてもね、うまくいかないんです。で、みなさんがね、あの、そういうこと気が付いてください。特にこの、自己否定、他者否定は、自然に出てきた時に、あっ、今妙に絡め取られたかもしれんな、と気が付いてください。気が付いたら、すぐこっちに行ってください。こっち、大いなる意識。この大いなる意識が幸せ、私たちを運びますのでね。
じゃあ、あとは喜べばいいんです。何でしたか。聖書でしたか。なんか常に喜んでください、かなんか言ってるじゃないですか。あれ、ほんとですよ。だって自分が褒められっぱなしで喜んでるんじゃないんですよ、あれはね。そんなことありえないですよ。他の人の良いこと、ね。喜びごとも喜んで。恵まれますよ。それは大いなる意識をいつも、こう高めているからなんです。生命力につながります。自分の生命力。

(お祈り)

結局、私たちが幸せになる。もしくは、自分が生まれてきた、一番尊いね。すなわち、宇宙の分身である、神の分身である、というところを、生きている間に、その人生で、表現していかないと、そんなもったいないことはない。
そのために、現実としてはね、エゴの仕業、これに注意してくださいよ。これに絡め取られたら、どんなにね、コンディションが良くても、虫歯一本うずいてる。なんか憂鬱そうな顔になる。一緒。エゴの仕業ね。だめになっちゃいます。たったそれだけ。
で、こういうこととか、こういうものとかね。損得、損得でね。損得で、自分が、雁字がらめになったら、ハッと気が付いてくださいね。そして、ここ、ここへすぐ移動して、自分を切り替える。ということですね。

(休憩)

そしてこの絵ですけれども、みなさん、あの、非常にね、わかりやすい。
ここはね、ここはね、自分のエゴを収めるところ、エゴが入らないようにするところ。いろいろ苦しいもがきがあるところ。ここはね、エゴの付け入る隙がない。そういうイタチゴッコみたいなことをしなくてもいいんです。ここはね、厳しいですよ、常に。エゴへのね、自分の。その何て言いますかね、掟。こういう心で、こういう心で、こういう心でという、あるじゃないですか、誰でも。明るく楽しく、みんなと仲良く、平和で…何とか何とか。そういうこう、守らなきゃならない、心のあり方とかいう、そういう掟が随分多くなるんですよ。エゴ対策。自分が壊れると、怒り、愚痴、妬み、嫉み、憎しみ、これはいけませんとか何とか、こうあるんですよ。だから、みんなエゴ対策、神の教えに反してとかね、いろいろありますよ。でも、それをやり始めたらね、自分をね、さらにこう、萎縮させますよ。萎縮させたら駄目なんです。私たちはね、エゴの仕業という理解をしとりゃいいんです。そして、そこに居るということを知って、あっ、それはまずいな、そこに居たらね、当然出てくるんだ。ここら辺ばっかし居たらね、私は、私の世界。それは、もうしょうがない。そういうふうになってるんだもの。自我っていうのがある。だからこういう考え方してたら、まずいな。気が付いたらすぐ、こういう心の世界ね、広がりの世界、広がりの世界ね。
そして、つながっている。こういう世界へ。そうするとこう、自分が気持ちを切り替える。それ大切です。特に、人間関係で一番大切です。そうすると、自分にこう、運がこう、巡ってきます、入っていきます。そして何となくね、こう、その雰囲気、癒し系になります。癒し系。その雰囲気自体がね。さらにね、いいこと。それを傍から見たときに何となくね、あの、変なことばの表現ですけども、間が抜けてるような感じ。だって、あんまりこう、損得、自己否定、他者否定、ってピピピッとならないもん。奥ゆかしいお方、ていう感じでね。それでいいんです。ただ自分が、ただ単なるね、なんかこう、手を抜いたような心じゃありませんよ。大いなる心ね。

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