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友だちの病気について/女性
 
  4 友達の病気について   女性
 癌の30代の友人の事でお尋ね致します。
現在入院しておりますが、思いのほか元気です。彼女がきっかけで、いろいろな事に触れられ、そう思うと感謝だなぁ、という心境です。
しかし、転移しています。私としましては、ただ祈り続ける事でよいのでしょうか。
 
 
 
  回答

 何とか友達の役に立ちたい、こういう思いが伝わって参ります。癌という言葉に、私たちは特別な思いを持つものですが、まず、その思いを訂正する事から始めましょう。
色々な定義がなされておりますが、私たちは、特別視をやめて、病気の一種とさせて頂きたいと思います。最初に心を正しておかないと。深刻な思いに落ち込みがちになります。
深刻では、心のパワーは放射出来なくなります。心の底で、不安を抱えこむのは、よくありません。
ところで、最近の実例を挙げます。三重県の田舎のあるご家庭で、猫を可愛がっていたのですが、突然いなくなったのです。家の人は、随分と探したそうです。
探し、探し回ったあげく、家から随分離れていた所で、亡くなっていたのを見つけたそうです。
実は、その家の飼い主は、病がありました。その後、何かご縁があって、その猫を飼う事になったのです。大切にしていたそうです。なぜなら、とても綺麗好きで、躾けも良く、全く手間が掛からないし、猫でない様な礼儀正しさ?を持ち合わせていたからです。
その猫が、何故か、段々と弱り始めた。
そして、家を出て行ってしまった ―――――― こういう事でした。
この猫は、飼い主の病を身代わりに受けて、持って出たのです。
飼い主の健康を回復させた猫ですが、実はその目的の為に、その家にやって来たのです。
動物でも、こういう事が出来ます。
話をもどします。あなたの心得を申し上げます。
祈りでも、お見舞いに行く時でも、お話する時でも、大切な事は、あなたの心の底に何の不安も、何の否定も何のマイナスもない事です。微塵も無い事です。それって、一体何でしょう。
人間界の次元ではない、という事です。人間界の次元は、マイナスとプラスが混じっていて、それを行ったり来たりしているのです。
心の底では、否定していて、心の表では、肯定していたりするのです。
だから、人間界では、思ったら思った通りになる ―――――― というところまで参りません。
ところが、天上界では、思ったら思った通りになるのです。
叶う。形になる。
あなたは、どちらにいますか。どちらのスタンスでしょうか。これをハッキリさせて下さい。徹底して下さい。彼女を思いやるなら、祈るなら、天上界にいるべきです。彼女の回復を思い切るのです。言い切るのです。しかし、です。いいですか。
これを、人間界でやったら、苦しくなるのです。そして、あなたの親友にも何となく伝わってしまうのです。
あなたは、天上界を目指しなさい。そこで回復を祈り切り、思い切り、言い切りなさい。
そしてお見舞いに行く時、電話で話す時、この響きのみで接するのです。
必ず分ります。彼女にも。何かが違うと。あなたなら出来ます。やってごらんなさい。


sato jiko
 
 

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